町民たちの憩いの場に。
「じろう食堂」
士幌町民の台所、エーコープ アスポ。ここのスーパーは十勝管内でもトップクラスの品揃えを誇り、町民はもとより、近隣の町からもお客さんが来ていつも賑わっています。
約4年前に建て替えリニューアルオープンをしたまだまだ新しい綺麗な店内。
南側の入り口から入ると今回の取材先、じろう食堂があります。
店内に入るとまず目に入るのがこちらの黒板。
じろう食堂の想いに触れることができます。
地元の方の憩いの場に。
しほろ牛の美味しさを子供たちに知ってもらう。
食後のコーヒー無料でほっと一息つける場に。
とのこと。
アスポはここに住んでいる住人たちの日常の場。
だからこそ、メニュー構成や、コーヒーの無料サービスなど、随所に町民への思いやりが感じられます。
実食!
インターン生さとうは大好きな生姜焼き!!
個人的に士幌生姜焼きマップを作りたいと常日頃思っているほど生姜焼きラバー。
インターン生ウッシーは・・・唐揚げ定食!!!
二人揃ってお腹ポンポンです!!!!!!
食後に無料のコーヒーをいただきながら・・・
Wi-Fiが無料で使えるのも魅力。
最近出たのが、こだわりのデザート!!! 「ダッチベイビー」
卵を使った生地をオーブンで焼き上げることで外はカリッ、中はもちっとした食感の新感覚スイーツです!
インタビュー!
―赤川社長は、お弁当屋さんに居酒屋さん、そしてじろう食堂と、とってもいろいろなことをされているイメージです!!
イヤイヤイヤ!創業当時は全然うまく経営がいかず、「夜逃げしようか」って冗談をよく言っていましたよ。今のコロナよりもずっとずっと大変でした。うまく行かない時に、また挑戦して、それでもうまく行かなくて。うまく行かない時ってほんとに何やってもうまく行かないんだなって思いました。
―そんなご苦労があったとは・・・うまく行き出した実感が湧いたのはどれくらいの時期からですか?
儲けようとしたらダメだなって気づき出してからですね。創業して7、8年目くらいかな。儲けようと思えば思うほどお金って逃げていくんですよね。お客さんの、できるなら、お客さんのお客さんのことまで考えられる利他の心がなければ絶対うまく行かないんですよね。
―佐藤店長はもともと和食を作られていたんですか?
もともとフランス料理をやっていました。前の和食堂を運営していた渡辺シェフのもとで働いていました。その後、和み食堂のオープニングに携わり、そのままじろう食堂でお世話になっています。
―メニューは社長が考えられているのですが?
いえ、佐藤が全て考えています。お店の営業も人のマネジメントも全て彼に任せているんです。
取材を終えて
お話しを伺っていると社長と店長の信頼関係の強さをとても感じました。
どうしたらお客さんが喜んでくれるだろう?
どうしたら、週に何度も来てくれるだろう?
そんなことをスタッフみんなで一生懸命考えるのがじろう食堂です