町民の憩いの温泉
「しほろ温泉 プラザ緑風」
道の駅ピア21しほろから車で15分。士幌町の南東部に位置する、自然豊かな里山の下居辺(しもおりべ)地区にあるのがしほろ温泉プラザ緑風。
中に入ると支配人の三浦琢磨さんニッコリ出迎えてくれました。
こちらは日帰り入浴も対応してくれる温泉宿である一方で、道の駅としても機能しており、町民から、観光客まで様々なお客様が訪れます。
広大な敷地の中には、パークゴルフ場も完備。4コース36ホールあり、初心者から、上級者まで楽しめるコースになっています。
それでは早速、自慢の温泉の魅力をご紹介していきます。
緑風はなんと言ってもモール温泉が人気の秘密!モール温泉とは、遥か太古の時代より、地中に埋もれた植物が長い年月をかけて体積し、黒炭に変化する過程で生じるフミン酸やフルボ酸といったお肌をツルツルにする有機酸が地下水に溶け出して湧出するモール温泉です。
私の祖父はよく、「緑風の湯は湯冷めしないんだ〜。体がぽっぽ、ぽっぽするぞ!」と話していました。そんな祖父は365日毎日緑風に通い詰めていた大常連。祖父以外にも、緑風にはたくさんのファンがおり、町民に愛される温泉なのです。
温泉の暖簾をくぐっていざ温泉へ。
大浴場、小浴場、露天風呂、ジャグジーバス、寝湯、サウナ、水風呂・・・
たくさんの種類の温泉があります。
開放的な露天風呂はついつい長湯してしまいそうな空間です。
温泉から上がると常連さんそれぞれに楽しみ方があるようです。上士幌町の瀬野ファミリーに楽しみ方を伺いました!
まずは、飲み物!!
自販機で子供達の好きなパックジュースを買います。
牛乳や苺ミルクなどがあるのも魅力。お父さんは毎回生ビールを頼むそう・・・。
そして、食堂コーナーへ。
券売機で家族それぞれ好きなお料理を選びます。
お父さんはカツカレー、お母さんは山菜うどん、子供たちはラーメンが定番メニュー。
広い休憩スペースにはゆっくり
枝豆やポテトなどサイドメニュが豊富なのも嬉しくて。ついつい長居してしまうんです。
続いて、道の駅に訪れたお客さんの視点でご案内していきます。
売店コーナーには、士幌町の特産品がずらり。
道の駅っぽいこんなアイテムも。
お土産のおすすめは、「りょくふうの湯」。
税込み190円なので、職場や、ご友人にも配りやすお手頃価格なのも嬉しいです。
そして、なんと言っても、下居辺地区は果樹の里。
士幌町の特産品である、「シーベリー」を栽培する、酒井ハスカップ園があったり、個人でりんごや白桃、プラムを育てる方もいらっしゃいます。
そして、プラザ緑風が力を入れてP Rしているのが、「ハスカップ」。
緑風のスタッフが心を込めて手作りしています。
そんなハスカップを使ったテイクアウトグルメが、「ハスカップサンデー」。
私も実食させていただきました。
ハスカップの魅力である甘酸っぱさがしっかり残ったソースとよつばのソフトクリームが相性抜群。
ハスカップは不老長寿の果実と言われるくらい、カルシウム、ビタミンC、Eなどが豊富に含まれており、たくさん食べても背徳感0!!(笑)
最後に、支配人の三浦さんに士幌町や、緑風の魅力について伺いました。
就職してから、ずっと観光業に携わってきた三浦さん。東京、世界で、ホテルの新規立ち上げのお仕事もされていたとか。そんな三浦さんが地域おこし協力隊として2017年に士幌町へやってきました。
―なぜ北海道、士幌町に来られたんですか?
北海道で転職をしたいと思い、求人を探していました。転職をするなら自分の性に合っている、お客さんに喜んでもらえるサービス業に就きたかったんです。
―では元々緑風に配属されることがわかった上での募集だったのですね!
そうですね。ただ、配属1年目は道の駅ピア21しほろのリニューアルの年だったので。立ち上げで私も一緒にサポートで入らせてもらいました。笑
―どんな意気込みで緑風に入りましたか?
自分が学んできたことをただやるだけです。一番大切なのは基本に忠実に。
―緑風は全道道の駅ランキング2020年で47位でしたね!大健闘ですね!
三浦さんが感じる緑風の魅力ってなんなのでしょう?
道の駅といての評価というよりも、宿泊されたお客様の満足度が高いのだと思います。泊まっていただけたら伝わる緑風の魅力がたくさんあるので。
―そうですね!お料理もとっても豪華ですよね!特にしほろ牛の陶板焼きは感動しました!その他の小鉢料理もとても季節感が合って、士幌の食材もたくさん使われていて。
コロナで本当に大変でしたけど。この施設は町民のための施設なので。町民還元プランなどを提供したりして。これからも町民に喜んでもらえるような施設を目指していきたいです。
三浦さんありがとうございました!