圧倒的大自然に囲まれたネイティブ釣り堀
〜士幌フィッシングパーク〜
みなさん釣り堀と聞いてどんなイメージをしますか?
みなさんがイメージする釣り堀は海・池にてコンクリートで固められた足場からルアーを投げるイメージの方が多いのではないかと思います。
しかし、士幌フィッシングパークでは、写真のとおり森の中に位置していて自然な状態が残された足場からルアーを投げる事ができます。こんな釣り堀らしくない釣り堀が士幌にあるのです。
釣り経験の少ない僕でもすごく釣りを楽しむ事ができたのでそのシーンを先にお見せします!
まずは釣り竿をレンタルします。釣れた時に魚をすくうために網を持ってもらい準備万端!
そして何箇所か池があるのですが、まずはエサ釣り池をチョイス。
投げ方を簡単にレクチャーしてもらい、「えい!」とさっそくキャストして行きます。
何回かキャストし、釣れたのは・・・
藻でした・・・(笑)周りの人に茶化されながらめげずにキャストしていきます。
少し場所を変えて「えい!」
糸の巻く速さを変えてみながら、試行錯誤して繰り返し数回キャスト・・・
「お!」巻け巻けと周りからけしかけられ、竿にはぐぐぐっと引っ張られる感触が!!!
釣ることが出来ました!!
見てください。この笑顔(笑)今度は藻ではなく本当に魚!ニジマスでした!
キャッチアンドリリースの原則に従って触れないようにしながら池に釣った魚を返します。
大自然の中での釣りの臨場感と、釣りの喜びを味わえる。ぜひみなさんにも体験していただきたいです。
そして、この士幌フィッシングパークという場所、休日には家族連れやカップル、はたまた仕事をさぼってサラリーマン?などいろんな人が訪れるというのですが、どんな種類の魚がいるのか~どのようにすれば魚が釣れるのかなどを詳しく教えてもらいました!
―管理人さんは高橋さんだけですか?
そうだね。一人で管理していて、いつお客さん来るかわからないし、離れられないから年中無休でやってるね。ここの池は川の水が一切入っていなくて、湧き水のみなんだよね。おかげで冬も凍らずにすんでいるよ。
―年中無休!?一体、どれぐらいの間管理人をやられていますか?
16年になるね。前はサラリーマンをやっていたけれど、その時から土日は毎週のように釣りに出かけていて、ある意味休みがなかったよ(笑)。元から釣りは好きどころの騒ぎじゃないぐらい好きだったんだよね。
―大の釣り好きの高橋さんの管理している魚の種類は?
オショロとニジマスとイトウがいるね。イトウは今、しみ?で飼ってる。ニジマスと一緒の池に入れておくとイトウが食べちゃうんだよね。だからイトウは釣ることはできないけど見せてあげることはできるよ。
―イトウを水槽以外で見ることができるなんてびっくりです。それも釣り堀で。
そうだね。めずらしいかもしれない。
―お客さんはどんな方が多いですか?
いろいろな方が来るね。サラリーマンのさぼり場にもなってたりするからね(笑)。エサ釣りは割引がないけれど、カップル割、家族(子供)割があるよ。他にもどうしても釣れていなかったら釣らせてあげたりね(笑)。また来てほしいからね。他にもシーズン券があったりするよ。
キャッチアンドリリースとエサ釣りがあってエサ釣りは魚を持ち帰れるよ。キャッチアンドリリースの場合、魚に触れちゃうのはダメね。
―何も持ってこなくて大丈夫ですか?
レンタル竿(エサ付き)を500円でやってるから気にせずに来てもらえるといいかな。持って来てもらっても当然大丈夫だけど釣り堀で禁止してるルアーもあるから気を付けてね。
―気軽に来て釣りができるの楽しくていいですね。エサ釣りで釣った魚は??
焼き台少しさびているけれど無料で貸し出ししてるからBBQしていくお客さんもいるよ。森に囲まれた場所でBBQできるのはいいだろうね。
ということで、冒頭に、釣れた瞬間の写真を見てもらいましたが、実は高橋さんにレクチャーしてもらって成功したんですよね。
キャストの仕方はもちろん、池ごとにどれくらいの速度で巻くとニジマスがかかりやすいかまで詳しく教えていただけたので、釣りあげることができたのだと思います!
壮大な自然に囲まれた中の釣り堀なので、味わえる爽快感が桁違いなのだと思いました。サラリーマンのさぼり場になる理由がよくわかります(笑)
この後も本来の取材時間を1時間オーバーして満足いくまで釣りを楽しませていただき大満足な時間となりました!