ピア21通信

商店街紹介

カルチャー(歌留茶921)

カフェ歌留茶921(カルチャー)。その名の通り、士幌町の文化の中心地として機能し、現在は静かなカフェとして常連客に愛されるお店です。
長年町民に愛されてきたことを感じられる歴史ある店内。
かつては電話室として使われていたこの部屋のドアが歴史を物語っています。

この店の名物は、もちろんコーヒー。
士幌で一番最初にエスプレッソマシーンを導入したそうで、導入当時は十勝でも数店舗しかなかったとのこと。
常連客はコーヒーと店主の国井さんとの会話を求めてやってくるそう。

さらに店内でも目を引くのが、大きな絵のジュースメニュー。

耳の不自由なお客さんが注文しやすいように表示しているのだそうです。
こういった細やかな気づかいが店のいたるところに隠れています。
その極めつけがこちらの「『おむつ』とりかえ台」。


ここを開くと様々なサイズのおむつがぎっしり。
子ども用だけではなく、大人用もあるので、いろんな人が安心してお店を利用できるようになっています。

こんなやさしさあふれるお店を経営されているのは、店主の国井さん。

かつては、東京や沖縄で修行を重ね、地元の士幌町に帰ってきてからは、カフェ&パブレストランとして、お店を経営していたそうです。
開店当時にカルチャースクールが流行ってたことから、お店の名前をつけたとのこと。士幌の情報・文化の発信基地として、バンドのライブが行われるほどの賑わいでした。
飲食店の経営にだけでなく、障がい者支援の活動も積極的に行い、現在でも精力的に活動されています。
その経験がお店のいたるところで活かされています。



〒080-1200 北海道河東郡士幌町大通西24